鳩ノ森美術

村上友晴|MURAKAMI Tomoharu

《 作品 ca.1980 》

紙・油彩(13.7×12cm)

sold

 

村上 友晴|MURAKAMI Tomoharu(1938-)

1938年福島県生まれ。1961年東京藝術大学日本画科卒業後、日本画家として活動を始める。1964年グッゲンハイム国際賞展に吉原治良・田中敦子らと共に招待出品された際に、アメリカ抽象表現主義の画家たちの作品に衝撃を受け、油彩・木炭・アクリルなどを時間をかけて塗り重ねる独自の手法での絵画制作へ移行。トラピスト修道院を訪れたことをきっかけに、カトリック教会の信徒となり、現在にいたるまで深い精神性を湛えた「神への祈りを捧げる絵画」の制作を続けている。呼吸をすることと描くことを同じようにとらえ、生きるために描き続ける村上。絵具のマチエールの上には、気の遠くなるほどの行為の跡が刻み込まれている。

 

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冬期休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、12月26日 (日) ~ 1月10日 (月)を冬期休業とさせていただきます。
宜しくお願い申し上げます。

C810 エコール・ド・巴里

弊社設立6周年記念展といたしまして、藤田嗣治、マルク・シャガールなどエコール・ド・パリ*のアーティストによる美術史に燦然と輝く不朽不滅の表現を、弊社コレクションの中からご紹介します。また、美術コレクターであった故金田義夫氏から譲り受けた、藤田嗣治二番目の夫人フェルナンド・バレエ*の作品も同時に展示いたします。フジタと離婚し、困窮していたバレエを助けたのが金田氏でした。「彼女の力になりたいと作品制作を依頼し、サインペンのデッサンを描いてもらった」という当時の様子が『藤田嗣治 パリからの恋文』(湯原かの子著)にも記述されています。本展を通して、フランスと日本の「つながり」を感じていただけましたら幸いです。

 

*エコール・ド・パリ | École de Paris

「パリ派」の意味で厳密な定義はなく、1920年代半ばからパリで活動した出身国も画風も様々な画家たちの総称。

 

*フェルナンド・バレエ | Fernande BARREY(1893-1960)

1893年フランス生まれ。1908年には生まれ故郷のピカルディを後にし、パリに移住。モディリアーニなど画家のモデルとして活動しながら美術学校に入るための絵画や美術史を学ぶ。絵画の実力は新聞で論評されるほどであった。1917年モンパルナスで藤田嗣治と恋に落ち、出会って13日後に結婚。藤田の絵を売り出そうと画廊を巡り、初個展開催まで尽力。藤田の成功はバレエなくして有り得なかった。1924年藤田と離婚。1960年死去。享年67歳。

 

period:2021年11月11日 (木) ~ 12月25日 (土)
hours:12:00 – 18:00 定休日:日月祝日
※アポイントメント制(1日3組様限定)
※会期中、展示入れ替えあり
venue:鳩ノ森美術|gallery

 

作品|Artworks


 

マルク・シャガール|Marc SHAGALL

《 ルナ 1948 》

紙・ガッシュ・墨(65×50cm)

※「Comite Marc Shagall」鑑定書

sold

 

藤田 嗣治|FOUJITA Tsuguharu

《 蝶を持つ少女 1961 》

キャンバス・油彩(35×27cm)

※「Sylvie Buisson(編)カタログ・レゾネ」掲載

price on request collection

 

藤田 嗣治|FOUJITA Tsuguharu

《 赤ん坊と猫 1950s 》

紙・インク(24×17cm)

※「東京美術倶楽部鑑定委員会」鑑定証書

※藤田嗣治小品展(GALERIE ROMANET)1975年 出品

price on request

 

フェルナンド・バレエ|Fernande BARREY

《 作品 ca.1960 》

紙・インク(17×17cm)

※来歴:金田義夫旧蔵

price on request

FAS ART SPACE 開廊記念展

グループ展「FAS ART SPACE 開廊記念展」に美術太郎が出展します
period:2021年11月6日 (土) ~ 11月24日 (水)
venue:燕莎友誼百貨店(北京亮馬橋)
exhibitor:FAS ART SPACE

 

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はとのもりんご2021 販売開始のお知らせ

世界初!アートギャラリーがプロデュースする限定生産りんご「はとのもりんご」

2021年度分の販売を開始いたしました ※定員になり次第、〆切らせていただきます

限定500箱

箱にサイン、シリアルナンバー入り

1箱(7〜9個)¥5,000(税込、送料別)

11月下旬〜12月上旬 発送予定

 

はとのもりんご とは…

秋田県横手市増田町(旧平鹿群増田町)の増田りんごは、その美味しさからほぼ県内で消費され、県外に出回ることがありません。その中の最高級サンふじから選別された「はとのもりんご」は、ひとくち食べればりんごの概念が変わってしまうほどの美味しさです。鳩ノ森美術では、美しい=美術も、美味しい=美食も、人の心を豊かにするという意味で同義であると考えます。

 

お申込み先

mail : ringo@hatonomori-art.jp

tel : 03-3408-8100

吉原治良|YOSHIHARA Jiro

《 作品 1969 》

画用紙・ガッシュ(45×37cm)

※「日本洋画商協同組合」鑑定登録証書

※来歴:吉原眞一郎旧蔵

price on request

 

吉原 治良|YOSHIHARA Jiro(1905-1972)

1905年大阪生まれ。1919年中学校在学中に独学で油絵を始める。当初は魚を題材に描き、1929年敬愛する藤田嗣治に作品を見てもらう機会を得るが、独自性のなさを指摘されオリジナリティーの重要性を強く認識し、抽象画へと転換した。1934年藤田のすすめで二科展に出展し、出展作5点全てが入選。1938年二科会の前衛作家による九室会の結成に参加。1954年吉原のもとに糾合した関西の若手作家15名と共に「具体美術協会」を結成。1962年中之島にある自身の所有する土蔵を改造し、活動拠点となる《グタイピナコテカ》を開き、多くの展覧会を開催。また、自身も円形を題材にした多くの作品を描く。1970年高速道路建設のためグタイピナコテカ閉館。1972年2月逝去。同年3月31日「具体美術協会」解散

 

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北京現代美術博覧会 2021

アートフェア「北京現代美術博覧会 2021」に美術太郎が出展します
period:2021年10月15日 (金) ~ 10月17日 (日)
venue:National Agricultural Exhibition Center(北京)
exhibitor:FAS ART SPACE

 

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強化買取作品のお知らせ

お手元で眠っている作品はございませんか?

ご整理をしようと思いつつ、置いたままの相続品、どれくらいの価値があるのか気になっている絵画や骨董品、どのようなジャンルの作品でも無料査定を承っております。

お気軽にお問い合わせください。

 

< 強化買取作品 >

具体美術協会|GUTAI

吉原治良白髪一雄田中敦子今中クミ子元永定正嶋本昭三村上三郎吉田稔郎山崎つる子小野田 實前川 強松谷武判上前智祐名坂有子菅野聖子

もの派|Mono-ha

榎倉康二李 禹煥菅 木志雄関根伸夫

民藝|MINGEI

柳 宗悦濱田庄司河井寛次郎島岡達三棟方志向

その他|Others

草間彌生奈良美智鄭 相和、金 煥基、金 昌烈、郭 仁植、権 寧禹、丁 昌燮、尹 亨根、朴 栖甫、河 鍾賢

 

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ART FAIR ASIA FUKUOKA 2021

アートフェア「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2021」に出展します
period:2021年9月22日 (水) ~ 9月26日 (日)
venue:博多阪急
exhibitor:SUB POPO

 

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「集合(集団)」と「個(個人)」の関係性をテーマとしている越中正人は、メディアや風習、習慣から植え付けられた情報によって一般化し、画一化されてしまった問題を表現。さらに世界中の幼児画をサンプリング後再構成し、ユングの提唱する集合的無意識を探る美術太郎をピックアップし、既存の美術や流行、教育、障害の有無などに左右されない自由で多様な価値を容認する世界を表現します。

 

越中正人|KOSHINAKA Masahito
美術太郎|BIJUTSU Taro (BT)

HATONOMORI ART 鳩ノ森美術