《 G10-175 月影 1989 》
紙・ミクストメディア(45.5×53cm)
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《 G6-73 月のフタ 1990 》
紙・ミクストメディア(41×31.8cm)
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1942年埼玉県生まれ。斎藤義重に師事し、1968年多摩美術大学大学院油絵研究科を卒業。具体美術と並び日本の戦後美術を語る上で重要なアートムーブメントである「もの派」の作家の一人。1968年の現代日本野外彫刻展で深さ2.7メートル、直径2.2メートルに掘られた穴と、まったく同じ高さ、直径でできた土の円柱で構成された《位相―大地》を発表。同作は「もの派」の出発点とされている。1970年に荒川修作とともにヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表に選出され、ステンレスの柱に自然石を置く《空相》を発表した。その後2年間ヨーロッパに滞在。帰国後の73年に環境美術研究所を設立した。2012年にはアメリカ・ロサンゼルスのBlum & Poeで「太陽へのレクイエム:もの派の美術」に参加。また同11月のニューヨーク近代美術館「Tokyo 1955–1970: A New Avant-Garde」にも出品し、再評価の機運が高まった。2019年5月死去。