この度「脈々とGUTAI 小品展①」と題しまして、弊社コレクションより具体美術協会(GUTAI)に所属した作家たちによる美術史的にも貴重な作品を選抜し展示いたします。
具体美術協会(GUTAI)とは…1954年関西抽象美術の先駆者である吉原治良をリーダーに、阪神地域在住の若い美術家たちで結成された前衛美術グループ。「人の真似をするな。今までにないものをつくれ。」というコンセプトの元、奇想天外な発想でユニークな作品を次々と輩出。フランスの評論家ミシェル・タピエがその前衛性を絶賛し海外で広く周知される。1972年の吉原の死去に伴い、具体美術協会解散。その後、2013年グッケンハイム美術館での回顧展によって国際的に再評価(インスタレーション・ハプニング・パフォーマンスアートなどの先駆としての位置づけ)され、現在では日本の戦後現代美術を語る上で最も重要な芸術運動の一つとなっています。
出展作家|吉原治良、金山明、前川強、岡田博、松田豐、白髪一雄、元永定正、吉原通雄、堀尾貞治、関根美夫 他
period:2022年3月22日 (火) ~ 4月30日 (土)
hours:12:00 – 18:00 定休日:日月祝日
※アポイントメント制(1日3組様限定)
※会期中、展示入れ替えあり
venue:鳩ノ森美術|gallery