period:2025年3月19日 (水) − 4月1日 (火)
venue:伊勢丹立川店 8F アートギャラリー
exhibitor:hatonomori art
日本発の芸術運動として国際的に評価が高い、具体美術協会を中心に、もの派や現代アート、民藝、デザイン、美術史において重要な物故作家まで、『輪』をテーマとした作品をピックアップし、ご紹介いたします。
『輪』とは視覚的な「円形」という意味だけではなく、人との繋がりを意味する「人の輪」や循環を意味する「輪廻」など様々な意味を持ち合わせています。現在は思考や見識、自由な発想、創造力など、「目には見えない精神的なもの」がフォーカスされる時代へと移行しつつあり、本当の価値観と知性を磨く必要がありそうです。
本展は円形をモチーフとした作品と共に、「人の輪」によって譲り受け、時を超えて永く愛されてきた「輪廻」作品を展示し、 『輪』の先にある人生の豊かさを表現しています。ぜひ、ご高覧ください。
※『TASHIKAWA ART SHOW 輪』では、ファーレ立川アートの作品を維持していくため収益の一部を寄付いたします。
立川市内に109の作品が設置されているファーレ立川は今年で21年目を迎え、現在修復再生事業のほか、年2回のメンテナンスなどが市民主体で実施されていますが、完成から20年以上が経ち、時とともに色褪せや破損などが随時発生している状況です。
寄付を通じ、立川のアート文化の発展と存続に貢献したいと考えます。
ファーレ立川アートとは…
1994年JR立川駅北側の米軍基地跡地に誕生したパブリックアートミュージアムタウンで、36ヶ国92人の作家が参加したアートプロジェクトにより109点の作品が設置されています。町歩きを楽しみながら20世紀末の世界中のトップアーティストたちの現代美術コレクションを、いつでも誰でも、無料で自由に鑑賞することができます。
出展作家|具体美術協会(嶋本昭三、白髪一雄、名坂有子、名坂千吉郎、堀尾貞治、元永定正、前川強、松田豐、松谷武判、吉田稔郎、吉原治良、吉原通雄)現代アート(EYE、岡本太郎、篠原有司男、関根伸夫、高松次郎、タカノ綾、田名網敬一、奈良美智、美術太郎、宮脇公実、村上隆、山口啓介、山田正亮、李禹煥、アンディ・ウォーホル(S.B.M)、バンクシー、フランシス・ベーコン 他)民藝(金城次郎、島岡達三、濱田庄司)その他(パウル・クレー、ヴェルヘム・コーゲ、マルク・シャガール、パブロ・ピカソ、ベルント・フリーベリ、リサ・ラーソン、フランツ・ラッヂヴィル、ルネ・ラリック、フェルナン・レジェ、フィリップ・ワイズベッカー 他)
作品|Artworks
《 作品 1978 》
キャンバス・アクリル(41×31.8cm)
※「モトナガ資料研究室」鑑定書
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《 作品 1970 》
板・樹脂・ラッカー(60×60cm)
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《 アトリエの女性 1956 》
オフセットリトグラフ(47.3×56.5cm)ed.350
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《 散歩Ⅰ 1922 》
エッチング・ドライポイント(25×18.6 cm)ed.110
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ルネ・ラリック|Rene LALIQUE
《 バッカスの巫女 1927 》
オパルセントガラス(25×22×22cm)
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