松谷武判|MATSUTANI Takesada

《 作品 1983 》

紙・黒鉛・墨(27.2×24.2cm)

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松谷 武判|MATSUTANI Takesada(1937-)

1937年大阪府生まれ。1960年第9回具体美術展に初出品。1963年会員となり1972年の解散まで参加。1966年フランス政府留学生選抜第1回毎日美術コンクールで最優秀賞を受賞し渡仏。戦後間もなく開発されたビニール系接着剤を使い、物質そのものが形作る有機的なレリーフ状の作品を発表する。画面の上に膨らんだり垂れたりしている官能的な形と質感は、新しい絵画の可能性を示すものとして高く評価された。 2000年、2015年西宮市大谷記念美術館で大規模な個展が開催されたほか、2017年ヴェネツィア・ビエンナーレではメインセクションに出品。2019年ポンピドゥセンターで日本人初の個展を開催するなど、ますます国際的評価の高まる作家の一人です。

 

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