1937年大阪府生まれ。1960年第9回具体美術展に初出品。1963年会員となり1972年の解散まで参加。1966年フランス政府留学生選抜第1回毎日美術コンクールで最優秀賞を受賞し渡仏。戦後間もなく開発されたビニール系接着剤を使い、物質そのものが形作る有機的なレリーフ状の作品を発表する。画面の上に膨らんだり垂れたりしている官能的な形と質感は、新しい絵画の可能性を示すものとして高く評価された。 2000年、2015年西宮市大谷記念美術館で大規模な個展が開催されたほか、2017年ヴェネツィア・ビエンナーレではメインセクションに出品。2019年ポンピドゥセンターで日本人初の個展を開催し、世界3大ギャラリーの一つであるHauser & Wirthに所属するなど、名実ともに日本を代表する現代美術作家の一人である。※待望の国内初の大回顧展が東京オペラシティ アートギャラリーで開催。会期は2024年10月3日〜12月17日。必見です!
具体美術協会(GUTAI)とは…
1954年関西抽象美術の先駆者である吉原治良をリーダーに、阪神地域在住の若い美術家たちで結成された前衛美術グループ。 「人の真似をするな。今までにないものをつくれ。」というコンセプトの元、奇想天外な発想でユニークな作品を次々と輩出。フランスの評論家ミシェル・タピエがその前衛性を絶賛し海外で広く知られるようになる。1972年吉原の逝去に伴い、具体美術協会解散。その後、多くの回顧展を経て、 2013年グッゲンハイム美術館での企画展「GUTAI:素晴らしい遊び場」によって一気に国際的に再評価(インスタレーション・ハプニング・パフォーマンスアートなどの先駆としての位置づけ)が進む。現在では日本の戦後美術を語る上で最も重要なアートムーブメントの一つとなっています。
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作品|Artworks
《 流動-90-6 1990 》
キャンバス・ミクストメディア(41×33cm)
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《 作品 1989 》
パネルにマウントしたキャンバス・和紙・黒鉛・ボンド(116.3×89.3cm)
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《 人 A MAN 2011 》
キャンバス・黒鉛・ボンド(22.7×15.8cm)
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《 作品 2008 》
木板・アクリル・ボンド・木炭(21×15cm)
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《 作品 1980 》
紙・グラファイト(65.2×50cm)
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《 Cercle 08-7 2008 》
紙・黒鉛(32.5×25cm)
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《 作品 2022 》
紙・アクリル・グラファイト(15×10cm)
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《 作品 2022 》
紙・アクリル・グラファイト・ボンド・コラージュ(21×14.8cm)
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《 作品 2017 》
紙・水彩・鉛筆(15×10cm)
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《 FLY-E 1974 》
シルクスクリーン(65.8×53cm)ed.10
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《 作品 2015 》
ジクレー(35×26cm)
※神戸康史(写真家)とのWサイン
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《 作品 1983 》
紙・黒鉛・墨(27.2×24.2cm)
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《 Deux Cercles-09-1-11 2009 》
キャンバス・黒鉛・ボンド・コラージュ(23.5×15.5cm)
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《 作品 2015 》
紙・木炭・鉛筆(15×10cm)
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《 作品 2015 》
紙・アクリル・ボンド(15×10cm)
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《 作品 2015 》
厚紙・アクリル・木炭・ボンド・コラージュ(19.9×14.9cm)
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《 繁殖 2014 》
キャンバス・アクリル・木炭・ボンド(26×16.5cm)
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《 作品 2011 》
紙・デカルコマニー(15×10cm)
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《 Cercle 07-6-7 2007 》
キャンバスに紙・ボンド・黒鉛(32×21cm)
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