吉原通雄|YOSHIHARA Michio

《 作品 1960s 》

キャンバス・アクリル(22.7×15.8cm)

※「吉原通雄アトリエ」証明書

sold

 

《 作品 1960s 》

キャンバス・アクリル(22.7×15.8cm)

※「吉原通雄アトリエ」証明書

sold

 

吉原 通雄|YOSHIHARA Michio(1933-1996)

1933年兵庫県生まれ。吉原治良の次男。1954年関西学院大学在学中に「具体美術協会」の結成に参加し、第1回展から第21回展まで毎回出品する。1957年多岐にわたる素材・技法の実験を経て、コールタールや砂を板に付着させるなど大地をテーマとした作品を制作。1962年一変して、色彩に富んだ素材(紙テープ・色紙)や蛍光管を用いるライトアートを試み、色帯の流れを一点に絞り込み放射状に上昇する幾何学的形態を構成させた。さらに60年代前半からスプレーを使用したアクションペインティングをいちはやく展開するなど、時代の流れを敏感に感じながら領域の境界を軽やかに越える柔軟な創作活動を行った。1963年グタイピナコテカにて初個展を開催。1965年ステデリック美術館(アムステルダム)にて開催された「ヌル1965」にZERO・草間彌生・具体美術協会から吉原治良や白髪一雄らと共に出展。1966年第2回ローザンヌ国際画商展に出展し、ローザンヌ州立美術館に作品が収蔵される。1972年具体解散を機に暫く作品発表を休止していたが、1991年長年の沈黙を破り活動を再開。1996年2月逝去。

 

learn more