《 作品 1963 》
板・樹脂・ラッカー(30.3×30.3cm)
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1938年大阪府生まれ。1959年樟蔭女子大学卒業。1962年第15回芦屋市展に段ボールに無数の穴をあけた大作を出品し、市長賞と15周年記念賞を受賞。1963年「具体美術協会」会員となり1972年の解散まで在籍。1964年グタイピナコテカで開催した初個展では、同心円のモチーフ(回転板を用いて制作)を連結した壁面全体を覆い尽くす大作を出品。同一モチーフの反復を強調することにより、壮大な絵画空間を表現した。1965年第9回シェル美術賞佳作賞受賞。1966年具体美術小品展(スタドラー画廊)出品。1970年日本万国博覧会政府館4号館ドームパターンを担当。現在も同心円に対峙し、精力的に発表を続けている。