《 さすらいの武士 1969 》
キャンバス・油彩(72.7×60.6cm)
※「Fran-Nell Gallery」シール
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1932年愛媛県生まれ。京都市立美術大学専攻科(現京都市立芸術大学大学院)卒業。パンリアル美術協会に参加後、1959年に岩田重義・楠田信吾らと前衛日本画集団「ケラ美術協会」を結成。活動期間は約4年(1964年解散)と短いが、日本画という枠を越え、砂・麻布・木・廃品等従来では考えられなかった素材を用い、コラージュをし、又は表面を削り、荒々しくも美しい表現が結集した「ケラ美術展」を勢力的に開催した。解散後は無所属となり、既存の日本画の枠組みにとらわれない富士や桜などに代表される日本の美を展開している。