坪内 晃幸|TSUBOUCHI Teruyuki(1927-2005)

1927年愛媛県生まれ。1956年吉原治良の「具体美術宣言」に感銘を受け吉原邸に自作を送る。1957年第3回具体美術展に出展し、具体美術協会会員となる。具体美術での活動とともに地元松山でも前衛美術運動をけん引。1969年と翌年には愛媛野外美術展を企画・開催。1971年愛媛造形作家協会設立。1972年「具体美術」解散後もその宣言の内容にこだわり、独自の「具体」を模索。道路規制標識の[40]の中に具体美術宣言を見出し、「日本国内の道路規制標識のうち、速度制限40kmの道路標識と道路標示はすべて作品である」と宣言。これらを題材にネコプリントによるインスタレーションでの発表を続ける。後にこの[40]と宣言文はシールとして作成され、メールアートという形で世界に発信されました。1975年アーティストユニオン愛媛を組織。晩年には、段ボールの表面を剥いで中心を露呈させたものや使い終わった絵の具のチューブを用い、本来の用途に手を加えることで新たな形で作品としての命を吹き込みました。2005年死去。

 

具体美術(GUTAI)とは…
1954年関西抽象美術の先駆者である吉原治良をリーダーに、阪神地域在住の若い美術家たちで結成された前衛美術グループ。 「人の真似をするな。今までにないものをつくれ。」というコンセプトの元、奇想天外な発想でユニークな作品を次々と輩出。フランスの評論家ミシェル・タピエがその前衛性を絶賛し海外で広く知られるようになる。1972年吉原の死去に伴い、具体美術協会解散。その後、多くの回顧展を経て、 2013年グッゲンハイム美術館での企画展「GUTAI:素晴らしい遊び場」によって一気に国際的に再評価(インスタレーション・ハプニング・パフォーマンスアートなどの先駆としての位置づけ)が進む。現在では日本の戦後美術を語る上で最も重要なアートムーブメントの一つとなっています。

 

販売作品|Works


 

《 作品 1965 》

キャンバス・ビニール塗料・アクリル(65.2×53cm)

※「坪内幸子」鑑定書

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《 作品 1959 》

キャンバス・紙・油彩(90.9×72.7cm)

※「坪内幸子」鑑定書

※来歴:吉原治良旧蔵

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《 作品 1959 》

ボード・紙・油彩(137×183cm)

※「坪内幸子」鑑定書

※来歴:吉原治良旧蔵

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