堀尾 昭子|HORIO Akiko(1937-)

1937年徳島県生まれ。夫は「具体美術協会」会員である堀尾貞治。1967年具体美術新人展に出品。翌年「具体美術協会」会員となり1972年の解散まで在籍。木や鉄などの素材に透明感あるアクリルやミラーを組み合わせ、それらを変形・構築・解体させる作品を制作。シンプル・単純さを強いて目指すのではなく、素材(線・色彩そのもの)でもって「世界を組む」ことを試み続け、2002年「地球がまわる音を聴く(森美術館)」出品など、具体美術協会解散後も展覧会を定期的に開催し、造形作家として活躍の場を広げています。

 

具体美術協会(GUTAI)とは…
1954年関西抽象美術の先駆者である吉原治良をリーダーに、阪神地域在住の若い美術家たちで結成された前衛美術グループ。 「人の真似をするな。今までにないものをつくれ。」というコンセプトの元、奇想天外な発想でユニークな作品を次々と輩出。フランスの評論家ミシェル・タピエがその前衛性を絶賛し海外で広く知られるようになる。1972年吉原の逝去に伴い、具体美術協会解散。その後、多くの回顧展を経て、 2013年グッゲンハイム美術館での企画展「GUTAI:素晴らしい遊び場」によって一気に国際的に再評価(インスタレーション・ハプニング・パフォーマンスアートなどの先駆としての位置づけ)が進む。現在では日本の戦後美術を語る上で最も重要なアートムーブメントの一つとなっています。

 

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作品|Artworks


 

《 作品 1967 》

木・紙・アクリル(30×27.5×6cm)

※来歴:わたくし美術館(神戸)旧蔵

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《 作品 1960 》

木・紙・アクリル(28×21×15cm)

※来歴:わたくし美術館(神戸)旧蔵

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《 作品 2006 》

木・アクリル(16×13×10cm)

※来歴:わたくし美術館(神戸)旧蔵

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《 作品 2002 》

ミラー・セメント(10×40×2.5cm)

※来歴:わたくし美術館(神戸)旧蔵

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《 作品 2002 》

アクリル板・アクリル(24×33.5cm)

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《 無題 2020 》

紙・アクリル(13×18cm)

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《 無題 2020 》

木・紙・アクリル(13×15.8cm)

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